橘 明子(高1977)平和学園小学校長 

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橘 明子(高1977)平和学園小学校長 

卒業生の皆様、お元気でしょうか。小学校を懐かしく思っていて下さることが、小学校の歴史をつなぐ私たちに大きな力となっています。このコロナ禍ではありますが、お近くにいらした際には、ぜひお立ち寄りください。

さて、今年度は新1年生12名を迎えて、学校生活がスタートしました。平和学園の特徴である縦のつながりが、今年度も友だちの花をたくさん咲かせています。初めての学校生活に不安を抱えた1年生。楽しそうに過ごす姿も見られます。時折、戸惑う姿や不安気な様子もあります。そのような時にどこからともなく、声をかけて、さりげない優しさで包んでくれる上級生がいます。子どもと子どもの間に優しい風が流れて、平和の空気で満たされています。この子どもたちの姿が、「平和を作り出す人々は幸いである」という学園聖句につながり、学校生活の中でしっかりと平和のバトンを繋げてきているのでしょう。

さて、平和学園では各部が毎年、一年間の支えとして年間聖句を定めています。小学校は一年間の終わりに次年度を見つめつつ、祈りを持って一つの聖句を選ぶとき、先生方の思いが込められ、み言葉が与えられています。2022年度はコロサイ信徒への手紙3章15節です。「キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい。この平和にあずからせるために、あなたがたは招かれて一つの体とされたのです。いつも感謝していなさい。」 現在の社会で起きている様々な事柄に、心を痛める子どもたち。繰り返してはいけない戦争、予想もできない事故や事件、自然災害の恐ろしさも。小学校の子どもたちは、平和を思い、毎月「隣人を覚える礼拝」として、全校で祈る時を大切にしています。創立以来、村島先生、賀川先生がイエスさまに倣いてと歩んできた歴史を私たちはこれからも大事にしていきます。

今の時代によく言われている、「当たり前の大切さ」。朝起きて食事をし、体を動かして様々な事柄にチャレンジをする。日々の生活の中では、一つひとつ立ち止まって考えなくても流れる時間、日々の生活。その中で平和を作り出すという学園の使命を心に刻んで、これからも、児童とともに学園を大切にし、私たちの使命を繋げ続けていきたいと思います。どうぞこの一年間も皆様のご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。